kaage精進録

雑な解説とかライブラリとかおきもちの垂れ流しです。

JPhO 予選 参加記

正式名称は「物理チャレンジ 第一チャレンジ」

きっかけ

去年の数理の翼 N セミナーで @masageophysics さんの話を聞いた

その年は自分は申し込みを忘れて、彼は振り込みを忘れたんですが…

参加前

春になって物チャのことを思い出したので、本校物理科 I 先生に相談した。(これがだいたいレポート締切 2 週間前)

レポート執筆

実験場所は使えることになったが、実験を始めたのがだいたい締め切り 1 週間前で(???)、それから 3, 4 日通って実験をしていた。

レポートを書き始めたのは締め切り 3 日前で、締め切り前日に実験を終わらせ、その日の夜に徹夜してレポートを書き上げた。最終日に学校で少し手直しして、提出した。

おもりを吊り下げて、滑車で台車を横に引いて走らせて移動距離を記録し、記録テープや台車の摩擦を測定して差し引いて、最終的には重力加速度を計算する、という実験をしたが、実験の時間がなかったので、データは本当に最小限しか集めていない。グラフは gnuplot で描いたので、見やすかったとは思う。 「どこの高校にもあるような簡易的な実験器具で、なるべく精度の高い測定をした」と主張した。(まあ去年もそういうレポートあったし…)

計算した摩擦力の誤差は $0.03\mathrm{N}$ くらいだったので精度は悪くないとは思うが、全部のクオリティが中の下くらいだったと思う。

理論問題

物理はやったことがなかったので、河合塾の『らくらくマスター 物理基礎・物理』と、良問の風を買って解いた。ただ、これも時間がなかったのでやったのは最初の力学/熱力学あたりだけだった。(良問の風に関しては力学すら終わっていない)

特に電磁気に関しては何も知らない状態で試験に臨んだ。(参考書の閲覧は OK なので、試験中はらくマスに載ってる公式をずっと見てた)

過去問は試験 1 日前に去年の分だけ解いたが、半分取れるか怪しい感じだった。あとから聞くと、今年の試験問題は 4 問がそのまま過去に既出だったらしい(ええ…)。たぶん本番も半分も取れていない。

通過

さっき速達が届いて、通過していた。たぶん物理オリンピック日本委員会のミスだと思うが、夏休みがまた忙しくなった。